SDGs バッジのつけ方
SDGsバッジのつけ方・つける位置について
SDGs※に取り組む企業や団体が増えてきた昨今、TVや通勤電車の中など身近なところでも、このSDGsのバッジをつけている人を見かけるようになりました。ここではそのSDGsバッジのつけ方について解説しています。「SDGsバッジのつけ方はどうすれば良いの?」「マナーはあるの?」といった疑問や「マグネットタイプのバッジは落ちやすいの?」といった疑問についてご説明いたします。
1.SDGsバッジの向きについて
SDGsカラーホイールは円形でどの向きでも良いように認識しがちですが、SDGsロゴの一部としても使用されているため、国連が示すガイドラインに準拠した方が良いでしょう。SDGsには17の目標とそれを表すアイコンが設定されていますが、 このカラーホイールはその17の目標の番号順に色が配置されており、またその色は17の目標を表すアイコンの色になっていることが分かります。「目標1:貧困をなくそう」から始まり「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」で終わっているため、その2色がちょうど上部に配置される向きが適切と言えます。
2.男性がつける場合の位置とおすすめの留め具
男性と女性で服装のスタイルごとに、SDGsバッジのつけ方やつける位置も変わります。男性の場合はスーツやジャケットの襟にフラワーホールがあるため、そこにSDGsバッジをつけることが一般的です。フラワーホールとは左側の襟に開けられた穴で、日本では社章をつける穴として多く使用されています。そのためこのフラワーホールにSDGsバッジつける場合は、ピンバッジタイプの留め具をおすすめいたします。
3.女性がつける場合のおすすめの仕様
一般的に女性の上着の襟にはフラワーホールがありません。そのため女性の場合は「服に穴をあけない」バッジを希望されるケースが多く見られます。SDGsバッジ以外のピンバッジ製作のご相談では、女性の場合は服に穴をあけないマグネットタイプやクリップタイプの留め具か、穴をあけるタイプでも最小限に留める仕様の安全ピンタイプやタイタックの留め具などをご案内しております。フラワーホールがないとしてもやはり襟にバッジをつけることが一般的です。
4.社章と一緒に着用する場合
企業がSDGsを推進する場合は、社章と一緒にスーツやジャケットの上着にSDGsバッジを着用するケースがよく見られます。その場合、SDGsバッジをつける位置はどこにすれば良いでしょう?その企業や組織の方針にもよりますが、実際に着用されているお客様からは、SDGsバッジを社章の上や下の位置につける、または横の位置に並べてつけるということをお聞きしています。海外では日本ほど社章を着用する習慣がないようなので、社章とSDGsバッジを一緒に着用するケースはもしかしたら日本だけなのかもしれませんね。
社章と一緒にSDGsバッジをつけるときにやはり服に穴をあけたくない場合は、マグネットやクリップタイプのSDGsバッジをおすすめいたします。小さい穴を許容できるならセーフティピンタイプも良いですね。また、社章に使用するロゴとカラーホイールを並べてデザインしたSDGsバッジであれば、社章とSDGsバッジを1つのバッジで表示できるので合理的です。
「自社ロゴとカラーホイールを並べてデザインしたSDGsバッジ」
5.マグネットタイプのSDGsバッジはよく落ちる?
「マグネットタイプのSDGsバッジは落ちやすいのでは?」という心配の声をお聞きすることがあります。一般的なマグネットタイプのSDGsバッジは、直径10mm厚み2mm仕様の磁石が使用されていますが、この仕様のマグネットタイプのSDGsバッジに関しては確かに「つけても落ちる」ことがあるというお声をお聞ききします。その仕様の磁石でも、実際につけ外しを行ってみると強い磁力を感じられるのですが、様々な材質の衣服を挟んでつけるには不十分な場合もあるのかもしれません。
「マグネットタイプのSDGsバッジが落ちる」といったお悩みを解消するためにPINS FACTORYのマグネットタイプのSDGsバッジは特別な仕様で設計されています。磁石は接着面が同じ面積でも、その厚みが厚い方が磁力は強くなります。PINS FACTORYでは一般的なSDGsバッジのマグネットタイプよりも厚い、直径10mm厚み3mm仕様の磁石を標準で使用しています。また、そうした磁力の強さでも取り外しが簡単に行いやすいように、金属製のカバーをしておりますので安心してご使用いただけます。
※SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟国(193国)が2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標のこと。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。SDGsバッジとは、SDGsの17の目標のカラーが施された円状のアイコン(SDGsカラーホイール)をバッジにしたものです。