人材育成の仕組みづくりに使われる「表彰ピンズ」 | オリジナルピンバッジ製作 PINS FACTORY (ピンズファクトリー)

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人材育成の仕組みづくりに使われる「表彰ピンズ」

人材育成の仕組みづくりに使われる
「表彰ピンズ」

「人材こそ最大の資産」と言われるほど、企業にとって大切な「人」。人材育成は重要な経営課題の一つです。人材育成において、ピンバッジはどのように役立っているのでしょうか?人材育成を重要な経営課題としてとらえ、ピンバッジをその仕組みづくりに取り入れて成果につなげている会社様の例をもとに、ピンバッジがどのように人材育成に関わり、影響を与えているかを話し合いました。

スタッフプロフィール

スタッフW

クライアントパートナー/企画営業部マネージャー。1999年12月入社。社内にクライアントパートナーが4人しかいなかった頃からのベテラン。

スタッフS

デザイナー/デザイン室マネージャー。2002年サッカーワールドカップによる繁忙に備えて2001年にアルバイトから入社。

スタッフH

クライアントパートナー/その実績から指導役も兼ねて活躍中。最近、新しい家族に恵まれ1児の母となる。2013年入社。

「認められた」ことによる自信・自覚・モチベーションが向上

―― 「新人を育てるためにどのような取り組みをすればいいいか?」といった相談を受けることも多いですが、人材の育成にピンバッチはどのように関わっているのでしょうか?

スタッフW

具体的に人の成長に関わるピンバッジとして、「何かを表彰するときに贈るピンバッジ(以下、表彰ピンズと表記)」を製作されるお客様が多くいらっしゃいます。

―― たとえば営業成績が優秀だった人にその証として渡す、ということですね?

スタッフW

はい、あとは社内の研修プログラムを終えた人や、3級、2級、1級…といった何かしらの資格をとった場合に渡すためのピンバッジです。

―― なるほど。実際のところピンバッチはどのような影響を与えるのでしょうか?

スタッフW

まず、受け取る人にとっては表彰されること自体がうれしいですよね。承認の欲求が満たされるというか。ピンバッジが認められたことの証となって「ある」ことで、モチベーションが続いたり、さらにはそれまで以上の自覚が形成されたりするのではないでしょうか。

スタッフS

私はもらったことがあります。だいぶ以前ですが、上司にあたる方が退社してしまい、急遽デザイン室のリーダーを任されることになり…

スタッフW

そうそう、Sさんの責任がいっきに大きくなったときですよね。会社の受注量も相当増える中、チームをしっかりまとめて乗り越えて、第2期デザインチームが構築されました。そのがんばりが評価されたんです。

―― その時の気持ちはどうでしたか?

スタッフS

仕事をしているときは別に、特別なことをしている意識はありませんでしたが、表彰してもらったことで、「しっかり見てもらえていたんだな」ということがわかり、認められたことのうれしさがありましたし、自分の行動に間違いはなかったんだなと認識できたことがよかったです。

スタッフW

自分ひとりで思ったりやったりしているうちは、本当にそれで正しいのかどうかわかりませんからね。

―― Hさんは?

スタッフH

私は前職で新入社員のとき、営業成績が社内トップ10に入って表彰されました。

全員

えええっ!?

スタッフH

自分ながらすごいなと思いました(笑)

―― 表彰されたことで変化はありましたか?

スタッフH

表彰されてうれしい一方で、プレッシャーにもなりました。これをもらったんだから次も成績をあげなければいけない…とか。そういう立場にいやおうなく立たされた気がします。

―― まさに立場によって人は成長させられていくということでしょう。また、それは先輩に対するプレッシャーにもなりそうですね、自分もうかうかしてられないぞと。周囲の人にとっては、うらやましく映るでしょうし、次は自分ももらいたいという励みにもなりそうです。

スタッフS

そうしたピンバッジを付けた人を見ると、「実績をあげたんだな」ということがわかり、それまで一人の新人だと思っていた印象を超えて年功とは別の敬意のようなものが生まれる気がします。

社外に対するイメージアップと安心感を醸成

―― 表彰ピンズは目標になり、プレッシャーになり、尊敬の対象にもなるんですね。社内でそのような影響がある一方で、対外的にお客様との間ではどうでしょうか?

スタッフH

お客様に対しては、表彰ピンズを付けていって、「おかげさまでこういう賞をいただきました~」というようにお礼が言いやすく、それがメリットになりました。

―― 感謝できるのはいいですね。

スタッフH

私が担当したお客様の中にも、あえてデザインをシンプルにして、表彰のイメージを盛り込まない表彰ピンズを製作された例があります。ねらいとしては、ピンバッジを見てもらった方に「それは何ですか?」と興味をもっていただいて、「いや実は…」というように会話のきっかけにしたいとのことでした。

スタッフS

ピンバッジが生む安心感もありますよね。宅配業のお客様で安全運転の表彰ピンズを製作された例がありますが、配達している人が表彰ピンズを付けていたら、「しっかりしているんだな」と感じられると思います。

スタッフW

飲食業のお客様で「調理マスター」のピンバッジを製作した例もあります。

―― その人に調理してもらえると安心で、おいしそうですね。

スタッフW

まち中の小さなバルにも「ビールマイスターのいる店」と書かれていたりしますが、それと似た安心感があります。

ねらいは人が自ら成長する文化をつくること

―― 表彰された本人はもとより、周囲の人やお客様にもいろいろ影響を与える表彰ピンズですが、実際に表彰ピンズをつくろうと企画する人の気持ちや意図はどのようなものでしょうか?

スタッフW

よく聞くのは、表彰ピンズをつくることで、社内に人が成長する文化をつくりたいということです。

―― 難しい言い方をすると自らが成長していく「成長の自走化」を企んでいるということですね。自分が自分で目標を見つけて、自ら成長していくことがいちばん望ましいと言えるとおり、まさに今回のテーマの核心です。このへんの具体的な取り組み例を、追っていろいろ教えていただきます。

スタッフH

社外へのPR効果も期待されています。このような取り組みをしているという、企業姿勢に好印象が得られます。

スタッフW

あとは、インナーブランディングでしょうか。たとえばうちで言えば、ピンズファクトリーのミッションは「FOR YOUR BEST MESSAGE」ですが、このような会社のミッションやバリューをみんなに浸透させることが大切で、表彰ピンズを身につけることで本人も、またそれを見ている周りの人もそれぞれ意識し、自覚してもらえるようにというねらいがあると思います。

人の成長を継続的に支える仕組みをピンバッジに託して構築

―― さて、表彰ピンズの効果がいろいろ語られたところで、これまで弊社で製作した表彰ピンズの具体的な工夫を教えてもらえますか。

スタッフW

たとえば最優秀賞は金、優秀賞は銀というようにメッキを変えた表現が一般的です。

スタッフS

化粧品会社さんの例では、毎年同じデザインで、年号を変えています。年号を入れると継続性が出ますし、1度もらった人でもまた来年ももらいたいと思われるようです。

スタッフH

コレクションにもなりますよね。

スタッフS

動物園の表彰ピンズは、「くま」「きりん」「ぞう」など毎年ちがう動物のデザインで製作しています。接遇に関する優秀者に贈っているそうですが、これは集めたくなります。

スタッフW

日用品メーカーさんでは、社長賞として、毎年文字だけを変えたピンバッジを贈るというユニークな例があります。その文字というのはたとえば「成」とか「風」とか「災」とか、社長が考えたその年を象徴する漢字で、しかも直筆で。

―― あぁ、あの年はこんな感じだったなと思い出す効果がありますね。

スタッフS

人材紹介の会社さんは広告制作ディレクターを対象に、毎月表彰しているそうですが、たとえば「C(クリエイティブ)」「P(パフォーマンス)」「Q(クオリティ)」といった表彰項目の頭文字をピンバッジにしてプレゼントしています。毎月なので何度も受賞する人がいるのですが、その人がもらったピンバッジをどうするかというと、首にかける社員証のストラップにどんどん並べて付けていくそうです。そうして周囲からも讃えられる仕組みになっているとお聞きしています。

―― なるほど、そうした継続性や蓄積性が表彰ピンズに込められていると言えそうですね。

スタッフS

自動車メーカーさんでは、販売台数に応じた表彰ピンズを製作されていて、この継続性があるからこそ次のステップを目指すように気持ちを持って行けると考えられます。さっき、自ら成長していくことの大切さについて触れられましたが、このような継続性こそ自ら成長していく仕組みになっていると言えるのではないでしょうか。

―― 「長期にわたって成長を続ける企業には、それを支えるすぐれた仕組みやメカニズムが存在する」とビル・ゲイツも言っています。

表彰ピンズによって働く本人は、会社で費やした労力や時間が自身の成長にしっかりと結びついていることを実感できること、そして会社に対する愛着や自尊心が育まれていくことが表彰ピンズ活用の効果と考えられます。 こうした表彰ピンズの素養を活かし、継続した仕組みとして企業に取り込むことのお手伝いをすることこそが私たちピンズファクトリーの役割です。

―― ありがとうございました。

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