ピンバッジ作成実例：デザインスタジオ・S

フリーランスというワークスタイルは、何でも一人でやらないといけないので、ウエイトバランスが非常に重要ですが、広報宣伝がどうしても手薄になります。今回、製作をご依頼した「Sピンズ」は、様々な用途を想定したアイテムですが、最も大きな部分を占めているのが、PRグッズとして活用することでした。ピンズファクトリーさんにはお仕事の関係でご縁をいただき、2006年からのお付き合いでしたので迷わずお願いしました。

私は神奈川県横浜市でクリエーターとして活動しており、営業ツールは常日頃から作りたいと考えていましたが、あからさまなものにはしたくないという想いもあり、ためらっては先送りすることを繰り返していました。しかし、フリーになって20年目の区切りを迎えるにあたり、オリジナルピンズという形でやっと実現したわけです。ピンズファクトリーさんが手がける製品の完成度や品質の高さを知っていたことにも背中を押されました。

モチーフに「S」の字を図案化したマークを選んだのは、視覚で記憶してもらう「擦り込み効果」を狙ってのこと。さらには屋号や周年数を外してキャッチフレーズのみを入れることで、アクセサリーのような普段使いにも対応可能な仕様にしてみました。記念品として何か残したかったことは無論ですが、贈った相手に愛着を感じてもらうほうが大事だからです。結果として、シンプルながら万能型のオーダーメイド作品になったと思います。

対応面でもスタッフの方が大変ご丁寧に接して下さったおかげで、出来上がるのを待つ間も不安を感じることは全くありませんでした。完成品は会う人ごとにお渡ししていますが、例外なく喜ばれるのでこちらも嬉しくなります。良い機会を与えていただき、ありがとうございました。営業ツール・社章・PRグッズ・ノベルティ・プレゼントなど、色々な役割を難なくこなす「小さな広報スタッフ」は、予想以上の大活躍を見せてくれています。
(お客様談)