ピンバッジ作成実例：スマート・テクノロジー株式会社 あいづじげん製品開発誘客事業

テイスト違いで製作された6タイプのピンズは地元のPRで大活躍

認知度の拡大や普及を目指して製作される様々なアイテムに、絶対的な必要条件となるのが印象的なネーミングやデザイン。それらをことごとく満たした上に出来栄えや仕様違いなどで他との圧倒的な差別化を実現させたのが、スマート・テクノロジー株式会社 あいづじげん製品開発誘客事業様より承った「じげんピンバッヂ」です。聞き慣れない名称の「あいづじげん」は、福島県会津美里町のPRや、誘客の目的で開発したご当地キャラクター。ひとたび目にしたら忘れられないその姿は、合併で生まれ変わった町を「卵」になぞらえて、「創生」をイメージしたものだそうです。

「じげん」は同地で生誕したと言われる「天海僧正」の諡号。漢字で書くと「慈眼」です。全6種類のラインナップが出揃ったオーダーメイド作品は、元の絵柄を細部まで忠実に再現した高級感漂うビジネスバージョンと、外周の輪郭をスムースに整えたカラフルで可愛いイベント配布用の2タイプ。前者は地元のPR事業に携わる方々の背広やジャケットを彩り、後者は期間限定運行のSL内で会津若松から乗車した人に配られて好評を博し、販売促進に使われた店舗ではピンズ目当てでお買い物する方もいらしたそうです。

今回のご依頼で承ったのはピンズのみでしたが、チャームにも対応可能な金型をご提案したことで、ご担当の方からは「今後の展開も視野に入れたアドバイスをいただけて、大変参考になりました。ありがとうございます」と当社スタッフに感謝のメッセージも頂戴しました。異なるテイストにすることで得られる趣の変化や豊富なバリエーションを意識して、明確な使い分けのもとに誕生した「じげんピンバッヂ」は、会津美里町の魅力を日本全国に広くアピールしてくれるでしょう。

(ピンズファクトリー談)