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ピンズ製作実例:No.199 放流ピンズ

【会社・団体名】財団法人日本釣振興会

  • オリジナルピンバッジ製作実例|財団法人日本釣振興会様
  • オリジナルピンバッジ製作実例|財団法人日本釣振興会様

※上記の写真は原寸大ではありません。

ピンズ(ピンバッジ)データ
材質
工法スタンププレス
着色ソフトエナメル
メッキ
サイズ16mm

ピンズの工法についてはこちら

※ピンズ(ピンバッジ)には、さまざまな材質と工法の組み合わせ(仕様)がございます。デザインと材質・工法の組み合わせ等の仕様設計については、ベテランの担当者が的確にコンサルティングしております。

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岩の上に腰を下ろし、釣り糸を垂れて魚が餌に食らいつくのをじっと待っている人。渓谷の川の中に身を置き、流れの速さと闘いながら釣竿を深く握り締めている人。釣り人の多くは魚がかかった瞬間の手ごたえと釣り上げた時の感動に魅せられ、海へ、川へとまた出かけて行きます。今回ご紹介する財団法人日本釣振興会様は全国47都道府県に支部を持ち、レクリエーションとしての釣りの健全な振興を図ることを目的として、「放流事業」や「釣りマナー向上活動」「釣り場環境保全活動」などの活動をおこなっている団体です。

魚という生き物や自然環境を相手にする「釣り」。捕獲することばかりでなく、釣り場環境の整備や、魚という資源を保護培養することも必要ですが、この保護培養に重要な役割を担っているのが「放流事業」です。財団法人日本釣振興会様では、毎年全国100ケ所を超える海や河川、湖に、海水面ではクロダイ、カサゴ、ヒラメ等、内水面ではヤマメ、アユ、ヘラブナ等の稚魚や成魚を放流しており、昭和55年から平成16年までの累計費用は、9億2千万円にものぼります。自己資金だけではとても足りないため、全国の釣具店に募金箱を設置するほか、大阪と横浜で開催されるフィッシングショーや釣り大会などを利用して募金をつのり、募金をしてくださった方に「放流ピンズ」をプレゼントされています。

ピンズファクトリーが依頼を受けて「放流ピンズ」を初めて製作したのが1999年。ピンズに着目されたのは、「ピンズなら、釣り人の多くが釣りをする時にかぶる、キャップ(帽子)に付けることができる」という理由から。以来、毎年色違いで製作されて、新作を楽しみにしてくださっている方もたくさんいらっしゃるようです。空想の魚が描かれたポップなイメージの「放流ピンズ」は、“かわいらしい”と、女性やお子さんたちにも大人気で、ピンズを求めて募金してくださる方も増加傾向と伺っています。

そんなこととはつゆ知らず、今日も誰かのキャップの横でカラフルに光る「放流ピンズ」。小さいながらも釣り人の意識向上と募金活動のPRという大役を果たしながら、釣竿から垂れる糸の先をそっと見つめていることでしょう。
(ピンズファクトリー談)

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