ピンバッジ製作実例：北海道大学病院乳腺外科

新たな組織の新たなシンボルマークをピンバッジにして全員で着用

いわゆる「熟練者」と呼ばれる人を指す言葉は、「エキスパート」に「プロフェッショナル」、「スペシャリスト」や「オーソリティー」など、そのバリエーションも実に豊富で様々ですが、これらの専門家を1カ所に集めたような組織が、広くて大きな北海道の札幌市北区にあります。ピンズファクトリーが今回の製作実例でご紹介するオーダーメイドアイテムは、そんな達人の方々が互いの連帯感を育むために全員で着用するピンバッジです。

ネット検索で当社を見つけてご依頼を下さったお客様は、平成24年4月に新設された北海道大学病院乳腺外科様です。「北海道ピンクリボンバッジ」と名付けられた作品のデザインは、すでに出来上がっていたシンボルマークをモチーフにしたもので、「宗谷岬にリボンを引っ掛けた北海道」の姿がかたどられています。カラーリングは北海道が黄金色の大地を連想させる金メッキ、リボンの部分はもちろん濃いピンクを使って仕上げられました。

北海道全域を視野に入れた皆さんが取り組む活動は乳がんを中心とした乳腺診療とのこと。これだけなら規模の大きな医療機関などとあまり変わらない事業ですが、皆さんのもとには道内の検診施設や乳腺クリニックなどを受診した結果、乳がんと診断された方や乳がんが疑われる人の紹介もあるとのことです。さらには全道の医師から寄せられる患者さんの治療に関する相談に対し、推薦する治療法の提示や治療の引き受けも行っていらっしゃるそうです。

組織のマークにピンクリボンと北海道が取り上げられたのは、乳がんと乳腺に特化した活動内容をビジュアルで伝えるためなのだとか。そして、それを忠実に再現したオリジナルバッジの仕様や品質には、ご担当者様から「とても納得のいくものが出来ました」と、嬉しいご感想とありがたい評価をいただくことが出来ました。完成品は乳腺診療に携わる方々が白衣や名札に着けるそうで、一体感や使命感の醸成という目的達成に期待が寄せられています。

（ピンズファクトリー談）