ピンバッジ製作実例：公益社団法人東京青年会議所

メンバーが全員で身に着けるピンバッジは大きな節目を彩る記念品

ピンバッジのモチーフで最もポピュラーな部類に入る「ロゴマーク」には、周年を迎えるタイミングで創り起こされる「期間限定」のものもあります。公益社団法人東京青年会議所様が製作されたピンバッジのデザインに取り上げられたのは、1949年の設立から数えて75年目を機に誕生したアニバーサリー仕様のロゴマークでした。その名も「75周年記念バッジ」というこの作品は、機運の醸成を目的に会員の方々が全員で着用されます。

公益社団法人東京青年会議所様の名称は元々「東京青年商工会議所」というお名前で、戦後まもなく責任感と情熱を持った青年有志の方々が結成した組織になります。ご活動の内容はひとことで言うならば「公益事業」ですが、その根底には信条として「奉仕」「修練」「友情」の3つが脈々と流れ、「明るい豊かな社会」の実現を目指して進むための原動力となっています。

オーダーメイドのピンバッジになった記念ロゴは、周年を表す「75」の数字が一体化した図案を、青から赤のグラデーションで仕上げたものとなっており、中央には「2024TOKYO」の黒い文字が整然と並んでいます。また、プロセスインクで鮮やかに着色した中央部分を取り巻く外周はステンレス素材の銀色が縁取り、輪郭線に沿って放たれるメタリックな輝きで、華やかさの中に漂う高級感も演出されました。

周年記念のロゴを忠実にかたどったものとあって、出来上がったピンバッジは評判が良いとのことです。段階的に変化する鮮やかな色調を再現するため、当社が用いたのはプリント工法でした。完成品をご覧になったご担当者様からは「丁寧にご対応いただきました」という大変ありがたいコメントも頂戴しました。鮮やかなグラデーションで仕上げられた小さなピンバッジが、若さあふれる会員が集う組織のご活動の一助となれましたら幸いです。

（ピンズファクトリー談）