ピンバッジ製作実例：特定非営利活動法人日本繊維商品めんてなんす研究会

検定で希望者に贈る認定バッチは仕様の異なる3種類

自分の持つスキルや技術を証明する検定試験は、特定の会場で実施されるイメージがありますが、これをオンライン形式で行うシステムが、とある特定非営利活動法人様にて知識の普及と向上を目指してスタートしました。検定試験を運用されているのは、特定非営利活動法人日本繊維商品めんてなんす研究会様です。そして、2024年4月から始まったこの検定の名前は、今回ご紹介する作品の名称にもなっている「洗濯検定」になります。

東京都文京区に拠点を置く同会がこの検定を運用するに至った理由は、一般家庭でも洗濯で困らないように、プロが持つ知識を広く伝授するためだそうです。ピンズファクトリーが製作を承った「洗濯検定認定アイロンピンバッチ」は、無料で受験できる検定試験の合格者が認定を希望する場合、認定書と一緒に有料で贈るオリジナルの認定章だそうで、仕上げのメッキが異なる全3種のオーダーメイドバッチは、それぞれ初級・中級・上級用として使い分けられています。

同会がご依頼を下さった時は検定システムの完成が間近だったこともあり、ご担当者様は早急にピンバッチを作ることが出来る業者を探していたのだとか。正式なご用命の後は「臨機応変に試作品や量産をしていただいて感謝しております」と、ピンズファクトリーの対応を高く評価して下さいました。完成品は認定者の皆さんから「かわいい」と好評だそうで、その品質や出来栄えに関してもご納得いただけたようです。

デザインについては、あえて「洗濯検定」という名を入れずに普段使いもできるピンバッチを目指しシンプルなデザインに決められたとのことですが、これでよいのか悩んだというご担当者様。関係者の意見も聞きつつ取り組んだ認定アイテム作りは、金・ニッケル・アンティークコパーの輝きが全体を包み、等級を色で分けた3種類のピンバッチを誕生させました。レトロさの中にかわいらしさも感じられるアイロンをかたどった小さなピンバッチが、多くの方にとって「洗濯」に対する自信の象徴になると良いですね。

（ピンズファクトリー談）