ピンバッジ製作実例：石川県ボディビル・フィットネス連盟

真紅の単色仕上げが鮮やかなバッジの役割はメンバーの証と記念品

ピンバッジというアイテムは名前の通り「バッジ」なので、基本的には装着したり飾ったりして使いますが、その役割や製作目的ということになると非常に多種多様で、中には複数の要求に応える守備範囲の広いものもあります。石川県ボディビル・フィットネス連盟様が当社にご用命下さったピンバッジも、とても大切な2つの任務を遂行するために生まれたオーダーメイド作品でした。当社のことはネット検索で見つけたそうです。

石川県金沢市に活動拠点を置く同連盟は、ボディビルとフィットネスの競技運営や、その普及を推進するアグレッシブな組織です。ピンズファクトリーが承った「会員章（30周年記念ピンバッジ）」は、同連盟に加盟しているジムや公認同好会の証と記念品を兼ねたもので、中央には英語表記の組織名を指す「IBBF」の頭文字が並んでいます。鮮やかな赤の単色で仕上げられたピンバッジは熱い血潮を連想させるような出来栄えとなりました。

ご依頼を受けた当社では複数のデザイン案をご提案させていただいたのですが、実を言うと結果的にはそれがお客様を悩ませることになってしまったようで、「どれも良かったことから絞り込みになかなか踏ん切りがつかなかった」と、納品後にうかがったご担当者様のご感想にもそんなご苦労が表れていました。ただ、1つに決めかねるほど甲乙つけがたい仕様をご提示できたことは、専門メーカーである当社にとって大きな手応えとなりました。

逆三角形を背にした4つのアルファベットという象徴的なモチーフを、スタンププレス工法で形にした記念バッジはこうして誕生の瞬間を迎え、ご担当者様からは「完成品に満足しています」とのお声が聞かれました。ピンバッジを作ったのは他の連盟と差別化を図る目的もあったからだそうで、完成品は、創立から30年の歴史を刻んだ同連盟の期待にも十分応えてくれそうです。

（ピンズファクトリー談）