ピンバッジ製作実例：丹波市

爽やかな緑のバッジを手にするのは住民の目線に立つアイデアマン

「ここに住んで本当に良かった」と思われることは、地域の行政を一手に担う官公庁にとって至福の喜び。2人の地元住民によってほぼ完全な形で恐竜の化石が見つかり、その名称に発見された土地の名として盛り込まれた「丹波市」も、大自然に囲まれたのどかな雰囲気が魅力的な兵庫県東部の町です。単色仕上げとニッケルメッキが美しい「丹波情熱人賞ピンバッジ」は、そんな丹波市の職員課様が表彰用のアイテムとして製作されました。

デザインに市章もあしらわれたオーダーメイド作品は、ネーミングにもある「TAMBA情熱人賞」の副賞で、成し遂げたことに対するステイタスグッズの一種ですが、このピンバッジを手にすることが出来るのは職員の方々。市長による表彰の対象となるのは市民が真に求めるサービスを提供すべく、自らが市民の目線に立つことで行政の課題を的確に把握すると共に、その解決に向けた施策を提案した方や大きな業績を上げた方だそうです。

オリジナルバッジを当社に託して下さったのは、ホームページで数多くの実例をご覧になった際、仕上がりがイメージしやすかったことに加え、見積もりの額が予算に見合っていたからだとか。また、取り引きしていた地元の業者さんが発注不能となったこともご用命のご理由だそうで、ご担当者様は既存の意匠をどこまで落とし込めるか心配していらしたとのことです。かくして専門メーカーとしての真価が問われる仕事はスタートしました。

当社がご提供したサンプルは合成七宝とソフトエナメル。仕様の異なる2種類のピンバッジは品質の点でも甲乙つけがたく、どちらを採用するか意見が半々に分かれるほど期待通りだったと、その出来栄えや仕上がりにご担当者様もご満足いただけたご様子。「工期を詳細に示していただき、発注後の進捗状況もご連絡いただき、不安になることなく納品を待つことが出来ました」と、表彰を華麗に彩るピンバッジの誕生を喜んで下さいました。

（ピンズファクトリー談）