ピンバッジ製作実例：塩尻市立楢川小中学校

卒業生や地域の方々の思いも込められた大切な校章

今回ご紹介するのは、長野県塩尻市にある塩尻市立楢川小中学校様が製作された校章です。このたび小学校と中学校が統合され、「楢川小中学校」になられたことをきっかけにご依頼くださいました。本年度開校した県内4校目の義務教育学校で、完成した校章は、中学生の生徒さんたちが毎日着用するそうです。ピンズファクトリーに発注を決めた理由をお伺いすると、「製品の質の高さと値段の安さに魅力を感じたため」とお答えいただきました。

デザイン製作の過程については、「昨年度、自分たちはつけることができない卒業する中学3年生が、自分たちができる最後の置き土産としてデザインを担当してくれた」と、ご担当者様。専門家の方のアドバイスをいただきながら、いくつかの候補を挙げ、地域の皆様にもアンケートを取ったうえで決定されたそうです。特別な思いが込められた校章は、未来に羽ばたく翼のような楢の葉、実った3つのどんぐり、未来へつなぐ漆の色のリボンが、「楢」の文字をより際立たせています。

完成品は、「児童生徒はもちろん、校章製作に関わった保護者や地域の皆様も、イメージ通りのバッジとなってとても喜んでいます」と、皆様からの期待にお応えできたようで安心いたしました。さらに、地域の皆様からは「地域にも販売をして資金集めに活用したらどうか？素敵なバッジになったので、多くの人が購入してくれるはずだ」と、ご提案を受けるほどの評価をいただけたとのこと。同校はもちろん、地域ぐるみで愛される校章になったことを、とても嬉しく思います。

「金額の面やサンプル作成など、とても相談しやすく丁寧にご対応いただけました」と、当社スタッフについても有り難い感想を頂戴しました。学区内には、中山道の贄川宿や奈良井宿など観光産業が発達し、近年は外国人観光客に注目されている地区であることや、児童生徒の半数以上の家庭が何らかの観光産業や漆器産業に関わり、地域と深く繋がりを持っていることが特徴の同校。デザインを手がけた卒業生には、校章完成の嬉しいニュースを届けることができそうです。

（ピンズファクトリー談）