ピンバッジ製作実例：消防庁霞会（かすみかい）有志一同

私たちの生活や暮らしを救う、消防防災ヘリコプター型の記念品

近年増加している豪雨災害では、大雨による河川の氾濫等により集落の孤立、住家の浸水等が発生し、大きな被害が生じています。最近では2020年に甚大な被害をもたらした「熊本豪雨災害」、皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか。豪雨により熊本県の球磨川が氾濫し、多くの家屋が浸水や土石流被害を受けました。浸水した家屋等に取り残された住民が、ヘリコプターで救助されている場面をメディアで見た方もいらっしゃると思います。このとき空からの救助で活躍したヘリコプターが、「消防防災ヘリコプター」です。
消防防災ヘリコプターは、より早く現場に到着でき、また、より詳しく現場の情報を収集することができるため、災害現場でとても重要な役割を果たしています。

今回ご紹介するのは、消防庁霞会有志一同様からご依頼をいただき誕生した「消防庁ヘリ６号機就航記念タイバー＆ピンバッジ」です。同会は、全国各地の消防本部や都道府県等から、総務省消防庁に派遣されている職員の親睦組織で、マラソン部やサッカー部、山登り会、出身地域ごとの東北会や中四国会など、趣味や出身地域を通じて親睦を深める組織とのことです。このたびは、高知県航空隊に消防庁の６機目となる消防防災ヘリコプターを配備する記念品の製作として、ピンズファクトリーをお選びいただきました。

デザインのモチーフとなったヘリコプターの機種は「AW139」と呼ばれる、イタリアで生産された中型機。この機種は、他の都道府県や政令市の消防防災航空隊でも導入されているのだとか。ピンバッジの機体にはよく見ると「総務省消防庁」、６号機を表す「JA06FD」の文字が施されています。ご担当者様からは「非常に完成された仕上がりだと感じました。有志全員が大変満足しており、タイバー・ピンバッジともに毎日着用しています」と、有り難いお言葉を頂戴することができました。

こちらが大変好評だったこともあり、実は追加で、同じ型でメッキ違いのアンティークコパー、ブラックニッケルバージョンのタイバー＆ピンバッジのご製作も依頼いただきました。
「バリエーションを増やすにあたって、タイバー・ピンバッジに向いている色合い等についてアドバイスいただきました。非常に良い出来で嬉しく思います」と、当社にとって何よりも嬉しいご感想もいただきました。金メッキやニッケルメッキとはまた違った、アンティークコパーやブラックニッケルの落ち着いた風合いにもご満足いただければ幸いに存じます。

（ピンズファクトリー談）