2018年 冬について
吉沢深雪さん一問一答
今回は室内のクリスマスシーンですが、とても満たされていて幸せそうなイラストですね。
ありがとうございます。
クリスマスはやはりお部屋の中で大好きな人や大切な人と過ごすのが一番幸せなのではないかと思います。
珍しく動物ではなく人のサンタクロースも登場していますが、どのような思いで描いていただきましたか?
人も2回に1回くらいは登場しているので、そんなに珍しくないと思いますが、、、。
かわいいおじさんのサンタさんがプレゼントを持ってきてくれたら、やっぱりうれしいかなと思って描きました。
ピンズのネコはいつもとだいぶ雰囲気が違いますね。
ラフの段階で少し毛並みがフサフサとしていて、いつもより少し目が大きかったのですが、その絵がかわいいと言ってもらえたので、せっかくだからその特徴を生かして、今まで描いていなかった長毛の猫にしたら良いかと思い、描かせていただきました。
イメージは、メインクーンという種類の猫です。
昨年、英語の本の挿絵のお仕事をさせていただいたのですが、その時の著者さんが飼われている猫がメインクーンという種類で、しっぽが太くてフサフサで、普段見かける猫とは全然違ったのです。
そういう猫を飼っていらっしゃる方もたくさんいるかな、と思いイメージして描かせていただきました。
プレゼントボックスの細かい柄も再現できるか心配でしたが、仕上がり具合はいかがでしたか?
ピンズを手元で見ないとわからないような音符の柄なのですが、色数が少ない分、ピンズに深みが出て素敵だと思いました。
仕上がりもとても満足しています。
吉沢さんが現在、作品づくりで一番力を入れていらっしゃることを教えて下さい。
私は実は美大でテキスタイルを専攻していたこともあり、模様を描くのが好きなのです。そのせいか、プレゼントボックスの模様、洋服の模様などイラストを描く時に模様を描く時が一番楽しく、時間をかけているかもしれません。