2010年 冬について
吉沢深雪さん一問一答
人と人だけでなく、人と動物、人と自然とのより良い関係づくりが重要視される昨今ですが、今回のカードイラストからは、手をつなぐみんなの幸福感が伝わってくるようです。どのような思いを込めて描かれたのでしょうか?
世界のすべての人と動物たちが仲良く暮らせるよう思いをこめて描きました。
20周年コラボピンズと今回のピンズは、ラインストーン、ラメ、蓄光といった光るパーツや着色剤を用いた作品になりましたが、出来上がりの印象はいかがでしたか?
じつは、ポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーのデュエット曲『エボニー&アイボリー』をイメージして描きました。歌詞を引用すると、「ピアノやキーボードの黒の鍵盤と白の鍵盤は同じ楽器の上で調和しているのに何故私達はそうできないのか」というすばらしい内容ですが、まさに歌詞のように白と黒の2匹のねこが仲良く手をつなぐように、世界の人々が手をつないでほしいと思って描きました。今回のピンズはその白と黒がとてもきれいに出て、服につけてもおしゃれに見えるデザインになったのではと思っています。さらに蓄光という着色剤は、おもしろいので、光るピンズということで初対面の人とも話をするきっかけになるのではないかと思いました。
吉沢さんはクリスマスシーズンに夜の街歩きを楽しまれているようですがお気に入りの街やスポットはありますか?
昔から行き慣れている銀座が好きです。とくにクリスマスの頃は町中がクリスマスツリーのようで素敵ですよ。
サンタクロースにクリスマスプレゼントをもらうとしたら、何をお願いしたいですか?
「平和」と「海の近くの別荘」。
最後に、今年はイラストレーター20周年ということで、いつにもまして精力的に活動されているように拝見しましたが、吉沢さんの元気の秘訣を教えてください!
運動らしきものをしていないので、買い物などのときに、なるべく自転車にのるようにしています。歩くより運動になるらしいです。