2010年 夏について
吉沢深雪さん一問一答
吉沢さんはよくご家族でビーチリゾートへ出かけられると伺いましたが、いつも海ではどのように過ごされていますか?
貝を拾ったり、魚を探したり、水遊びの延長のような感じでのんびり楽しんでいます。あまりハードなことはしません。スケッチブックを持参して、スケッチをするのも好きですが、変な焼け方をするのが難点ですね。
今回も夏らしくてとても爽やかな作品ですが、イラストのテーマや伝えたいメッセージは何でしょうか?
シンプルに、「夏の暑さを楽しむ」です。やしの木、フラダンス、ウクレレ、ココナッツ……寒い冬の海では、こんな風に楽しめないので。
吉沢さんは定期的に個展を行われて、直接ファンの方とお話される機会も多いと思いますが、そうした交流から刺激やヒントをもらうこともありますか?
刺激というより、励まされます。最近はピンズをたくさん集めていますと、カバンにたくさんわたしの歴代ピンズをつけて個展に来てくださる方もいて、とってもうれしくなります。
ピンズレターのお仕事をお願いするようになって10年。今回で20作品になりますが、特に印象に残っているピンズはありますか?
2008年冬の十字架を手に持っているピンズです。いろいろなデザイン案を出したのに、とってもシンプルなデザインを選ばれたのが不思議でした。好きなのは、2008年夏のペンギンとねこピンズです。わたしの妙な目をしたペンギンのキャラクターをそのままピンズにしてくださったのが、うれしかったです。
今年は当社も設立20周年、吉沢さんもイラストレーター20年という節目の年にあたり、とてもご縁を感じますが、ご自身の20年を振り返っての感想や今後チャレンジしたいことなどありましたらお願いします。
偶然同じ20年ということで、とってもびっくりしています。これからもいっしょにお仕事していけたらと思っています。