第17回ピンズデザインコンテスト最終選考
第17回ピンズデザインコンテスト最終選考

募集テーマ「動物保護活動への共感と尊敬」
応募総数369点の中から、楠 麻耶さんの「A better future!」が大賞を受賞しました。
佳作2点、および審査員個人賞2点、審査員特別賞1点も下記のように決定いたしました。
受賞者の皆様、おめでとうございます!
大賞
作品名:A better future!
作者名:楠 麻耶さん

作品の説明

大賞
作品名:A better future!
作者名:楠 麻耶さん
【作品の説明】
人と動物たちが、同じ方向をむき、より良い関係性の実現を目指す姿をイメージしてデザインしました。左上の面には色を入れず、地金のきらめきを生かすことで、明るく輝く未来を表現しています。
【受賞コメント】
この度は大賞にご選定いただき誠にありがとうございます。ピンズは大きさや色数、形態に工夫のしがいがあり、それがピンズデザインの面白さでもあると感じています。今回のテーマに含まれる「動物保護」という行為について考えていくと、動物たちと保護するヒト、それぞれが対等な存在であるという事をポジティブに感じ取れるデザインにするのがいいなと考え、本デザインを制作しました。
【審査員コメント】
青木克憲さん
沢山の応募の中で一番、目を引いていた作品。色味もカラフルで左上のテクスチャーも効いていて小判形の楕円も優しい形に感じます。
渡邉誠さん
作者の意図する通り、様々な動物が同じ方向を向いて、新しい未来を見つめているようなデザインです。うまく金属の部分を利用していることも、ピンズの特性を生かしたデザインです。それでいて、優しい感じのするデザインになっていることが評価されたと思います。
佳作
作品名:「さくら猫」を知っていますか?
作者名:はとぐるまさん

作品の説明

佳作
作品名:「さくら猫」を知っていますか?
作者名:はとぐるまさん
【作品の説明】
3年前から猫と暮らしています。保護団体から譲渡していただいた元地域猫で、不妊去勢手術済みの印である、桜のようにカットされた耳を持っています。この子をお迎えしたことがきっかけで、「保護猫」「地域猫」「さくら猫」といった言葉を知り、それに関わるたくさんの人の存在を知りました。活動されている方々への深い感謝と、一緒に暮らしてくれている猫に「生まれてきてくれて、ありがとう」の思いを込めてデザインしました。
【受賞コメント】
このたびの佳作入選、大変うれしく、心より感謝申し上げます。デザインのモデルになった我が家の猫は、地元の動物保護団体からやって来ました。行政と連携し、一匹でも多くの犬や猫を救うために日々奔走されている団体です。地方の小さな町ながら、このような会があることをとても誇らしく感じます。各地域の動物保護活動をもっと多くの方に知っていただきたいと願っています。
【審査員コメント】
青木克憲さん
タイトルの「さくら猫」をモチーフに全体の形も目を引く形になっています。リボンの裾もカットされて「さくら猫」を強調しているように感じました。
渡邉誠さん
あまり一般的ではない「さくら猫」という言葉を題材にデザインされたことをとても評価します。桜の形と猫の可愛らしさの両方をピンズで表現できていると思います。さくら猫を育てていらっしゃる方々と是非ともこのメッセージ性のあるピンズで色々な思いを共有してください。
佳作
作品名:GREAT LOVE
作者名:annaさん

作品の説明

佳作
作品名:GREAT LOVE
作者名:annaさん
【作品の説明】
私たちには犬と猫が必要です。しかしながらペットの中でも飼育放棄、殺処分、保護数の多い犬と猫。そんな彼らをあたたかく包む方々の尊い活動に感謝を込めてデザインに落とし込みました。
【受賞コメント】
この度は佳作を頂きまして誠にありがとうございます。日頃からものづくりや生き物に関心があり今回の結果を大変嬉しく思います。自分の手が届く範囲ではありますが変化を信じ、愛を持って日々行動することが大切だと制作しながら感じました。このピンズが、変化のきっかけになれば幸いです。ありがとうございます。
【審査員コメント】
青木克憲さん
今回の作品の多くは犬と猫を優しく抱き寄せる手が描かれた作品がとても多かったと思います。その中でもシンプルに線の太さとメッセージが同じ仕様で収まっている感じが上手くピンズにマッチしていると思いました。
渡邉誠さん
グレートラブというメッセージとともに、手で抱えるようなデザインが評価されたと思います。統一されたカラートーンの中で、犬と猫の表情がとても優しくデザインされており、あたかも夢の中でも自分たちの幸せな未来をイメージしているようなデザインになっています。
青木克憲賞
作品名:まばたきは信頼の証
作者名:阿 寛恵さん

作品の説明

青木克憲賞
作品名:まばたきは信頼の証
作者名:阿 寛恵さん
【作品の説明】
猫がゆっくり瞬きをするのは相手を信頼しているからと聞いたので、動物と人間がお互いに信頼しあえる関係になるように、猫を抱き上げている人間の手とその人間に瞬きをする猫をデザインしました。
【受賞コメント】
この度は数多くの作品の名から青木克憲賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。私自身は猫アレルギーで直に触れたことがないので、動画や写真でしか知らない猫への憧れを表現できたと思います。このデザインを通して、より深く人間と動物が共生していける社会について考えていきたいです。
【審査員コメント】
青木克憲さん
抱える、撫でるといった仕草以外に犬や猫に接する優しい感じとして抱き上げるっていう仕草がとても良いなぁと思いました。またピンズになったら、欲しいなあぁと思いました。
渡邉誠賞
作品名:やさしい絆
作者名:nekowacatさん

作品の説明

渡邉誠賞
作品名:やさしい絆
作者名:nekowacatさん
【作品の説明】
愛されるために生まれてきた(Born to be loved)動物が、愛するために生まれてきた(Born to Love)人の手に優しく抱きしめられているデザインです。きちんと世話をし、ペットの気持ちになって考え、命を守り、一緒に幸せになろうとする努力の積み重ねで、少しずつ太く強く深まっていく絆を四つ葉のクローバーで表しました。これを見た人が、小さな命について何かを感じさせていくきっかけになる事を願います。
【受賞コメント】
30年ぶりに描き始め、素晴らしい作品の中から「渡邉誠賞」をいただけて驚いています。ハートのモチーフに命の大切なつながりを表現したいという思いを込めてデザインしました。評価していただけたことで自信につながりました。この喜びを胸に、これからも楽しくデザインを続けていきます。
【審査員コメント】
渡邉誠さん
私の思うピンズデザインの要件である、「変わった形であること」、「インパクトのある色を2色以上使っていること」、「何らかの言葉あるいは文字が含まれていること」、全てを満たしているデザインで、ひと目見て気に入りました。動物の優しさもよく表現されていると思います。
審査員特別賞
作品名:ONE Love
作者名:ZIG ZAGさん

作品の説明

審査員特別賞
作品名:ONE Love
作者名:ZIG ZAGさん
【作品の説明】
人と動物のシルエットを一筆書きの線画にし、皆が繋がっている共生の様子をデザインしました。愛のある動物保護活動でひとつになる社会を目覚そうという意思を皆が同じ方向を向くことで表現しました。純粋さ、清潔さ、正直さなどを連想させるので色は白一色としました。
【受賞コメント】
この度は、受賞のご連絡ありがとうございます。大変光栄なことで嬉しく思います。動物保護活動に従事されている方々が誇りを持ち毎日でも付けたくなる飽きのこないピンズデザインを目指していたので選考いただきありがとうございました。
【審査員コメント】
PINS FACTORY
シンプルですが見事に保護活動への想いを表した作品だと思います。実際ピンズのサイズに落とし込むと、このデザインの良さが崩れてしまう懸念はありますが、審査員全員に好評の作品でした。このデザインのように人も動物も皆が共生できる社会になることを祈っています。共生のシンボルとして相応しいデザインだと思います
web投票の結果(上位15作品)は下記からご覧いただけます。
web投票結果
1位
作品名:小さな命に大きな愛を

2位
作品名:live together

2位
作品名:想い

3位
作品名:ONE Love

4位
作品名:PALM(手のひら)

5位
作品名:A better future!

6位
作品名:貴方の愛の手をさしのべましょう

7位
作品名:「with みー!」

8位
作品名:元気な命

9位
作品名:ヒューマン・アニマル・ボンド

9位
作品名:猫又になるまで

10位
作品名:やさしい絆

10位
作品名:この地球でキミと共に

10位
作品名:私のいのち、あなたのいのち

11位
作品名:命は平等

11位
作品名:みんなお家の中

12位
作品名:愛のある世界

13位
作品名:ぼくの居場所

13位
作品名:まばたきは信頼の証

14位
作品名:想いを伝えに羽ばたく鳥

14位
作品名:小さき命

15位
作品名:社会と共存する犬と猫

15位
作品名:寄り添い支え愛

多くの方々にご応募いただきましてありがとうございました。
次回開催の折には、当社ホームページやメールマガジンにてお知らせいたしますので、ぜひご応募ください!!
ご意見・ご感想は下記まで
contest@pins.co.jp