中野区立北中野中学校60周年実行委員会 様
学校の周年事業実行委員会(東京都中野区)
記念のキャラクターを 生徒が考案
生徒たちは冬休みに、いつもと少し違う宿題に取り組みました。
昭和36年に開校した中野区立北中野中学校様は、令和3年度に60周年を迎え、記念の一つとして「学校のマスコットキャラクターを考えたい」という意見が実行委員会で話し合われました。そして生徒とともに学校生活を盛り上げていく象徴となるそのデザインを、全校生徒に考えてもらおうということになり、冬休みの宿題にされたのです。
学校のキャラクター創作という課題を受けた生徒たちは、同校のイメージカラーや、校歌の歌詞などを参考に、思い思いにイメージを考案。集まった多くの作品の中から、各学年の先生による1次審査、先生と生徒会本部役員の生徒による2次審査、さらに最終審査として全校生徒による投票が実施された結果、決定し、誕生したのが「Kitacchi」です。
Kitacchiは校章をモチーフにした不思議な動物で、作者の生徒さん曰く「どんな色にもなれる北中生を想像して作りました」とのこと。
マスコットキャラクターとなったKitacchiは、シャープペンシル、ノート、クリアファイル、キーホルダー、トートバッグなどさまざまな記念品のシンボルに。「いろいろな用途で映えるアイテムを作りたい」とのご担当者様の思いから、ピンズも記念品の一つに加わりました。
「欲しい」との声に 製作数を倍増
60周年の記念品としてピンズを製作。ピンズファクトリーにご依頼いただいた理由は、「ピンバッジを専門に取り扱っている点と、サンプルなども拝見し、非常にクオリティが高いと思ったため」とお話しいただきました。
ご担当者様は、Kitacchiのイメージを実際のピンズにするプロセスで、金属のエッジ部分をデザイン上どう扱えばよいか、サイズ的にうまく表現できるかなど不安もあったとのこと。そのためピンズファクトリーは慎重に調整のやりとりを重ねながら製作を進行。スタンププレス工法で細部まで表現するとともに、ソフトエナメルによる着色と金メッキによってモチーフのやわらかなイメージを活かした高品質のピンズに仕上げました。
「非常に分かりやすく説明いただけました。こちらの意向をくんで、ディテールまでしっかり再現していただき、感謝しています」というお喜びの声に、弊社スタッフもほっとしています。
完成品は記念の式典で、実行委員会のメンバーをはじめ、先生方が着用されました。当初は有志の方のみでの製作を考えていらっしゃったそうですが、いろいろな方からの欲しいという意見もあり、予定の倍の数を製作し、販売もされたそうです。
Kitacchiピンバッジが末永く、生徒さんたちの学校生活を盛り上げるアイテムとして親しまれますように。
Staff Comment
ピンズファクトリー
営業担当:桐本
製作のご担当窓口である小鹿野様には、ピンズにする際のデザインや、工法に合わせるための変更など様々な調整にご対応いただきました。そのような中、出来上がりにご満足いただけ大変嬉しく思います。Kitacchiピンバッジが想い出とともに、愛され続けていくことを願っています。